お知らせ

2025.05.07

たまき青空病院

秋田定伯 形成外科部長のご紹介

形成外科・再建外科の名医 秋田定伯先生について

形成外科・再建外科の第一人者として、創傷治療と希少疾患に最前線で取り組む名医 秋田定伯(あきた さだのり)先生は、形成外科および再建外科の領域で豊富な経験を持ち、特に創傷治癒医学と血管奇形の治療において国内外で高く評価されている専門医です。
糖尿病性足潰瘍や褥瘡といった難治性創傷に対しては、再生医療や最新の創傷被覆材を用いた治療を積極的に導入し、患者さん一人ひとりに最適な医療を提供しています。 また、赤ちゃんから大人まで幅広く見られる血管腫・血管奇形の診療では、厚生労働省の研究班(通称「秋田班」)の班長として全国の専門家と連携し、ガイドラインの作成や患者支援にも尽力。
さらに、化膿性汗腺炎といった慢性炎症性疾患に対しても、生物学的製剤と手術を組み合わせた集学的な治療戦略を確立するなど、常に新しい医療を実践されています。
国内外の学会での多数の講演に加え、ハーバード大学、オハイオ州立大学、アルバート・アインシュタイン大学など海外名門校でも客員教授を務めるなど、国際的にも高く評価されている医師です。

臨床専門領域(主な分野)

1. 形成外科全般

  • 再建外科(乳房再建、頭頸部・体幹再建、四肢再建)
  • 褥瘡や難治性潰瘍に対する形成外科的治療
  • 顔面・体幹の腫瘍(できもの)、先天異常、外傷後の瘢痕修正や機能再建

2. 創傷治癒医学(Wound Healing)

  • 糖尿病性足潰瘍(DFU)
  • 褥瘡(Pressure Ulcer)
  • 静脈うっ滞性潰瘍、術後創感染、難治性創傷
  • ヒト羊膜使用組織治癒促進用材料(EpiFix®)を用いた創傷促進
  • 自家培養表皮・幹細胞などの先進治療
  • バイオエンジニアリング技術を用いた新規創傷被覆材の臨床応用
  • 自然石けんの有効性・有用性の臨床応用と臨床研

3. 血管腫・血管奇形の治療

  • 乳児血管腫(Infantile Hemangioma)
  • 静脈奇形・動静脈奇形・毛細血管奇形・リンパ管奇形、クリッペル・トレノネー・ウェーバー症候群などの混合型脈管奇形
  • 小児から成人までの血管性病変に対する手術・硬化療法・薬物療法(プロプラノロール等)
  • 国内では厚労科研「秋田班」としてガイドライン策定 https://issvaa.jp/(2022年度版、用語整理、患者支援を主導

4. 化膿性汗腺炎(Hidradenitis Suppurativa)

  • 生物学的製剤(アダリムマブ等)と外科的切除・再建を併用した治療戦略
  • 難治性皮膚疾患に対する集学的治療アプローチの確立

5. マイクロサージャリー・フラップ手術

  • 局所皮弁、穿通枝皮弁などを用いた微細血管吻合手術
  • 組織欠損・放射線潰瘍・腫瘍切除後の機能的再建

国際学会での主な講演(2020〜2025年)

  • 2023年 – 第5回 Global Wound Conference 2023(2023年10月6〜8日、マレーシア)にて、秋田定伯氏はWUWHS(世界創傷治癒学会)レクチャーとして「Pressure Injury Updates: What’s New(褥瘡の最新アップデート)」と題する英語講演この講演は国際学会での招待講演。
  • 2020年・2021年– 米国創傷治癒学会 (Wound Healing Society) の年次学会において研究発表を行いました。2020年の年次集会(サンディエゴ)および2021年の年次集会(テキサス州グレープバイン)でそれぞれポスター発表を行い、**Best Poster Award(最優秀ポスター賞)**を受賞

日本国内での主な講演

  • 2024年 (日本語) – 第20回日本血管腫血管奇形学会学術集会(2024年7月開催)にて、「厚生労働科学研究費“秋田班”はその後どうなっているか」と題する講演を行いました。秋田氏自身が班長を務める難治性疾患政策研究班の進捗について報告。
  • 2023年– 第77回日本臨床眼科学会(2023年10月8日、東京国際フォーラム)におけるシンポジウム「眼窩内血管性病変の治療戦略」に招かれ、「ガイドライン2022に基づく眼窩内血管腫・血管奇形治療について」という講演。この講演は日本語で行われ、形成外科医の立場から眼窩内血管奇形の治療ガイドラインについて解説。
  • 2025年 (日本語) – 第68回日本形成外科学会総会・学術集会(2025年4月)において、一般演題「生物学的製剤と外科療法を用いた化膿性汗腺炎の治療」を発表しました。この発表は日本国内学会での口演で、難治性皮膚疾患である化膿性汗腺炎に対する治療法について日本語で報告。

主な受賞歴(2020〜2025年)

  • 2020年 – 米国創傷治癒学会 Best Poster Award(最優秀ポスター賞)受賞内容: 2020年のWound Healing Society学術集会(米国サンディエゴ)における研究発表が最優秀ポスター賞を受賞しました。創傷治癒に関する研究の独創性と有用性が評価されたものです。
  • 2021年 – 米国創傷治癒学会 Best Poster Award(最優秀ポスター賞)受賞内容: 2021年のWound Healing Society学術集会(米国グレープバイン)にて前年に続き最優秀ポスター賞を受賞しました。国際学会で2年連続の受賞となり、秋田氏の創傷治癒研究に対する国際的評価。
  • 2023年 – Journal of Wound Care Best Clinical Research Award (Silver Award)
    受賞内容: イギリスの専門誌『Journal of Wound Care』による2023年の**ベスト臨床研究賞(銀賞)**を受賞しました。これは創傷ケア分野の国際的な表彰(授賞式はロンドンで開催の表彰イベント)。

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