たまき青空病院
南海トラフ地震想定医療活動訓練を実施しました
平成30年8月4日(土) 9時00分~13時00分に大規模地震発生を想定した 医療活動訓練(机上訓練)が行われました。
◇目的
近い将来発生が予想される南海トラフ巨大地震等の広域かつ甚大な被害が予想される大規模災害に備え、災害情報の把握・伝達、災害対策本部設営、支援体制の確認、災害時情報共有システムの運用を、迅速かつ適切に行われるようケーススタディ制で机上訓練を行います。
◇想定
平成30年8月3日(金)午前11時和歌山県南方の南海トラフ付近にて地震が発生し、県内で震度6弱を観測。県内においては地震による家屋の倒壊、沿岸部における津波等により、大きな被害を受けた。これにより主要道路が大きな被害を受け車両の通行可否が未確認の状況。
徳島県、香川県、愛媛県、高知県、 大分県、宮崎県に甚大な被害が発生したとの想定で、四国・九州ブロックで広域医療活動訓練を行いました。
.
(厚生労働省DMAT事務局)
◇訓練の様子
災害対策本部を立ち上げ、準備物・地図を入念に確認します。災害によりライフラインが断たれ長時間の停電を余儀なくされる場合でも、自家発電装置が稼働するので館内に電力が供給できます。
衛星電話を使っての訓練、トリアージの実習、災害時情報共有システムとして進化をしている「すだちくんメール」の効果的な使い方、等々大変有意義な訓練でした。「すだちくんメール」は徳島県の災害時安否確認サービスです。是非みなさんも使ってくださいね!
◇最後に
今回の訓練では、京都府立医科大学附属病院よりDMATインストラクター上内様にお越しいただき、実際の場面を想定しての臨場感のある訓練をしていただきました。本当にありがとうございました。今回の訓練の経験と反省を忘れることなく、大災害など有事の際は職員一丸となって地域の役目を果たせるよう、日々問題意識を持ち続け行動していきたいと思います。