たまき青空病院
線虫N-NOSE|尿検査でがんのリスク検査
【N-NOSE®について】
線虫を用いたがんリスク検査法です。検査には受検者様の尿を用います。この検査法は、線虫(C. elegans)が尿中のがんの匂いを検知できることを利用します。線虫を匂いセンサとして利用することで、がんリスクの検出を可能としました。
検査をご希望の方は受付スタッフに「N-NOSE検査を希望」とお伝えください。
【線虫(C. elegans)について】
線虫の中でもC. elegansは世界中で広く飼育・研究されており、多細胞生物として初めて全ゲノム配列が解読された生物です。目が無く嗅覚にすぐれており、嗅覚受容体数は約1,200あります。(嗅覚受容体数:イヌ(約800)、ヒト(約400))
【がんと匂いの関係】
1989年に犬が飼い主の足のあざの匂いをかぐため、皮膚科を受診したところ、あざが皮膚がんの一種だったことが報告※されました。また、がん患者の尿の中には特異的な匂いが含まれているということがこれまでの様々な研究で分かっています。
※Williams H., Pembroke A., Lancet, 333, 734 (1989).
【ご注意ください】
・N-NOSEは保険適応ではなく自費検査です。
・通常の人間ドックとの併用を推奨します。
・検査結果が届くまでに4-6週間程度かかる場合がございます。
↑ 詳細な情報は公式サイトから ↑