腹膜透析(おうち透析)
腹膜透析(おうち透析)
腹膜透析(おうち透析)とは
腹膜透析は、ご自宅で行うことができる透析治療です。テレビCMなどで「おうち透析」と呼ばれることもあります。
おなかの外側から腹腔内(おなかの中)までつながったチューブを使用し、きれいな透析液をおなかの中に入れます。しばらく透析液を溜めておくと、不要な毒素・水分が透析液中に出て、必要な成分が体に入ります。その後、チューブを利用して貯留した透析液を排出し、新たにきれいな透析液をおなかの中に入れます。
難しく感じるかもしれませんが、腹膜透析を開始(導入)する際に、十分な説明と指導を行います。たまき青空病院グループには訪問看護ステーションがございますので、ご退院後の治療をサポートさせていただきます。
血液透析と比較し、腹膜透析を行うことができる施設は限られているのが現状です。イメージが沸きづらい方も多いと思いますので、ご説明用の機材を準備しております。お気軽にお申し付けください。
血液透析との違い(通院の回数)
血液透析の場合は週3回の通院が必要であるのに対して、腹膜透析の場合はほとんどの患者さんで月1-2回の受診で問題ありません。ただし腹膜透析では、ご自宅で毎日透析液の交換を行っていただく必要があります(回数と時間は下記「治療の回数・通院の目安」をご覧ください)。
どちらの治療が適しているかは、腎臓の状態・持病・生活環境によって異なります。たまき青空病院グループでは腎代替療法(血液透析・腹膜透析・腎移植)を統合してご説明していますので、まだ治療法を決めていない段階でもご相談ください。
腹膜透析の種類(CAPD・APD)
CAPD(日中に手で交換する方法)
従来、日本の腹膜透析患者さんは1日4回、1回あたり約6時間の貯留を行うことが多いとされていました(CAPDといいます)。おなかの中に液を貯留している間は自由に活動でき、1回の交換時間も15-20分程度なので、生活の時間的制限はあまりないとされています。また、厳密に1日4回、1回あたり6時間の貯留が必要というわけではなく、患者さんの状態などに応じて、回数や時間を増減することも可能です。
APD(寝ている間に機械が行う方法)
CAPDでは日中の交換が煩わしいという患者さんがいらっしゃるのも事実です。そこで、就寝前にプリンターサイズの機械とご自身のチューブを接続し、寝ている間に機械が自動的に透析液を交換し、起床時には治療が終了しているという治療もあります(APDといいます)。この治療を選択した場合、日中は腹膜透析の作業を必要としないケースもあります。
近年はAPDの情報が無線の回線を通じてインターネット上に送信され、担当医などの医療従事者が治療状況をオンラインで把握できるようにもなりました。
たまき青空病院グループの腹膜透析の特色
腹膜透析と血液透析の併用ができます
腹膜透析を長年行っていると、次第に透析の効率が悪くなる(水や毒が抜けにくくなる)ことがあり、血液透析を併用する場合があります。たまき青空病院グループでは長年培った血液透析のノウハウを生かして、腹膜透析と血液透析の併用(週5-6日腹膜透析、週1日血液透析)を行うことも可能です。
訪問看護ステーションが退院後をサポートします
たまき青空病院グループには訪問看護ステーションがございますので、ご退院後の治療をサポートさせていただきます。ご自宅での手技に不安がある方、ご高齢でご家族のサポートが必要な方もご相談ください。
感染対策として接続部を紫外線照射しています
腹膜透析では感染が問題となることがあり、特に透析液とチューブをつなぐ操作の際に手の菌によって汚染されやすいと考えられています。この汚染を最小限にするため、たまき青空病院・藍住たまき青空クリニックで腹膜透析を受けて頂く患者さんには接続部を紫外線照射する軽量・コンパクトな機械を使用しています。本体をご覧になりたい方はお気軽にお申し付けください。
治療の回数・通院の目安
●ご自宅での治療…CAPDの場合は1日4回・1回あたり約6時間の貯留が目安です(1回の交換時間は15-20分程度)。APDの場合は就寝中に機械が自動で交換します。
●通院の回数…ほとんどの患者さんで月1-2回の受診です。
●回数や時間は厳密に固定されるものではなく、患者さんの状態などに応じて増減することが可能です。
感染対策と、長期間使用した場合について
●感染のリスク…腹膜透析では感染が問題となることがあり、特に透析液とチューブをつなぐ操作の際に手の菌によって汚染されやすいと考えられています。たまき青空病院・藍住たまき青空クリニックでは、この汚染を最小限にするため接続部を紫外線照射する機械を使用しています。
●長期間の使用による透析効率の低下…腹膜透析を長年行っていると、次第に透析の効率が悪くなる(水や毒が抜けにくくなる)ことがあります。その場合は血液透析の併用や、血液透析への移行を検討します。
ここに記載しているのは主な注意点です。腹膜透析を開始(導入)する際に、起こりうる合併症や日常生活の注意点について十分な説明と指導を行いますので、ご不安な点は遠慮なくお尋ねください。
ご相談・お問い合わせ(国府・藍住どちらでも)
腹膜透析のご相談は、たまき青空病院(徳島市国府町)と藍住たまき青空クリニック(板野郡藍住町)のどちらでも承ります。通いやすい方へお問い合わせください。まだ透析を始めていない方、他院に通院中で治療法の相談だけをご希望の方も歓迎します。
たまき青空病院(徳島市国府町)
お電話:088-642-5050
LINEで相談:たまき青空病院 公式LINE
予約:たまき青空病院の予約ページ
藍住たまき青空クリニック(板野郡藍住町)
お電話:088-678-7727
LINEで相談:藍住たまき青空クリニック 公式LINE
予約:藍住たまき青空クリニックの予約ページ
関連ページ
腹膜透析のほか、血液透析・腎移植を含めた腎代替療法全体については、それぞれの透析センターのページをご覧ください。





