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気管支喘息、COPD・在宅酸素


専門外来(気管支喘息、COPD・在宅酸素)

気管支喘息・COPD外来では、呼吸器専門医が診療を行っています

<気管支喘息専門外来>
気管支喘息は、息苦しくなる発作がその時に治まるだけでいいというものではありません。発作が起こっていない時も、喘息患者さんの気管支には慢性的な炎症が続いており、症状がないからといって治療せずに放置していると、気管支の壁が厚く硬くなっていき、徐々に肺の機能が低下し、重症化する可能性が高くなります。治療薬としては、気道の炎症を抑える吸入ステロイドが基本となりますが、症状に応じて気管支拡張剤などを併用します。それでもコントロールが難しい難治性喘息の方へは、生物学的製剤(抗IgE抗体(商品名:ゾレア)、抗IL-5抗体(商品名:ヌーカラ)、抗IL-5Rα抗体(商品名:ファセンラ)、抗IL-4/13R抗体(商品名:デュピクセント)、抗TLSP抗体(商品名:テゼスパイア))を必要に応じてご提案させて頂きます。

<COPD専門外来・在宅酸素療法>
COPDは、従来、「肺気腫」や「慢性気管支炎」と呼ばれていた病気の総称です。タバコの煙などを長期にわたり吸入することによる、肺の炎症が原因です。40歳以上の人口の8.6%、約530万人の患者が存在すると推定されています(NICE study)が、大多数が未診断、未治療の状態であると考えられています。身体を動かした時に息切れを感じる労作時呼吸困難や慢性の咳や痰が特徴的な症状です。また、気管支が枝分かれした奥にある肺胞(はいほう)が破壊されて、肺気腫という状態になると、酸素の取り込みや二酸化炭素を排出する機能が低下します。一度壊れてしまった肺をもとに戻すことはできません。治療の基本は、禁煙することですが、症状や生活の質を改善するための治療として、長時間気管支を拡張する吸入抗コリン薬や吸入β2刺激薬が選択されます。気流閉塞が重症で増悪を繰り返す場合は、吸入ステロイド薬を使用します。また、進行してしまった方に対する在宅酸素療法も呼吸器内科専門医がしっかりと対応させていただきます。呼吸器症状が気になる方は、まずはご相談ください。

INFOMATION

診察日 ~たまき青空病院(徳島市国府町)~

曜日
午前×
午後××

担当医師

  • 美馬 正人(みま まさと)

  • 伊藤 玲子(いとう れいこ)