外来

膝関節・股関節専門外来

扱う主な疾患

変形性膝関節症

変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減り、関節の形状が変化する疾患です。加齢や過度な負担、肥満などが原因で、関節のクッション機能が低下し、痛みや腫れ、運動制限が生じます。 初期は軽い違和感から始まり、進行すると関節の変形や歩行困難を引き起こすことがあります。治療には生活習慣の改善、運動療法、薬物療法が用いられ、重症例では手術が検討されることもあります。早期発見と適切な対処が症状の進行を防ぐ鍵となります。

変形性股関節症

変形性股関節症は、股関節の軟骨が摩耗し、関節の形状が変化する慢性疾患です。加齢や先天性股関節脱臼、外傷、過度な負担が原因となり、関節の滑らかな動きが損なわれます。 症状として、股関節や太もも、膝に痛みが現れ、動作時の違和感や可動域の制限、重症化すると歩行困難が生じます。治療には、体重管理や運動療法、鎮痛薬の使用が推奨され、進行した場合は人工股関節置換術が行われることがあります。早期の診断と適切な治療が生活の質を保つために重要です。

治療に用いる手術

脛骨高位骨切り術

変形性膝関節症には脛骨高位骨切り術(High Tibial Osteotomy, HTO)が適しています。脛骨高位骨切り術は、変形性膝関節症などで膝関節に偏った負担がかかる場合に有効な手術です。この手術は、膝の内側(または外側)に集中する負担を軽減し、関節のバランスを改善することを目的としています。 具体的には、脛骨(すねの骨)の上部を切り、骨の角度を調整して膝の荷重を正常な位置に分散させます。切開した部分には金属プレートで固定を行い、骨が癒合するのを待ちます。これにより、関節の痛みが軽減し、人工関節置換術を遅らせることが可能です。術後はリハビリが重要で、一定期間の安静と運動療法が必要です。

脛骨高位骨切り術の手術方法

  • オープンウエッジ法
    脛骨の内側から外側に向かって骨を切り、内側を広げて矯正します。主流の手術方法ですが、矯正角度に限界がある場合があります。

  • クローズドウエッジ法
    脛骨の外側をくさび形に切り、短縮して矯正します。大きな矯正角度が必要な場合に適していますが、腓骨も同時に切る必要があるため侵襲がやや大きくなります。

脛骨高位骨切り術のメリットとリスク

手術時間は約1時間半で、出血量が少ないため輸血はほぼ不要です。改良された手術方法により、早い人では術後3週間で安定した歩行や階段昇降が可能となり退院できます。術後の関節可動域は術前とほぼ同じで、正座も可能な場合が多いです。 一方、すべての患者に適応があるわけではありません。変形が進行している場合や、喫煙による骨癒合の遅れが懸念される場合は、人工関節置換術が検討されることがあります。

脛骨高位骨切り術を選ぶ理由

高齢の方でも「長年の趣味を続けたい」「健康のために農作業を続けたい」といった願いがあると思います。これらの願いを叶えるために、自分の関節を温存し、痛みのない生活を取り戻すことを目指して、脛骨高位骨切り術をお勧めします。

INFOMATION

診察日 ~たまき青空病院(国府町)~

曜日

午前

×××

午後

××

担当医師

  • たかみ ひろふみ

    髙見 博文

    整形外科

    関節外科

    近年変形性膝関節症が増えています。各種保存療法、人工関節置換術、膝周囲骨切り術などが治療として行われていますが、これらが適切に施行されていない場合もある様です。当科では患者様の病状を正確に診断し、患者様ひとりひとりに合った適切な治療方法を選択・提案させて頂いております。


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