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膝・股関節専門外来 ~膝・股関節の痛みでお悩みの方へ~

膝・股関節専門外来

膝・股関節専門外来について

たまき青空病院の膝・股関節専門外来では、膝や股関節に関するさまざまな問題を専門的に診断・治療いたします。関節の痛み、可動域の制限、変形性関節症など、日常生活に影響を与える症状に対し、最新の医療技術と経験豊富な専門医が適切な治療法を提案します。保存的治療から手術まで、患者様一人ひとりに合った最適な治療プランを提供し、リハビリテーションや術後のケアにも力を入れています。痛みの軽減と生活の質向上を目指し、安心して通院できる環境を整えています。

扱う主な疾患

変形性膝関節症(脛骨高位骨切り術)

脛骨高位骨切り術は、ひとことで言えばO脚をX脚に矯正して膝の痛みを無くする手術のことです。膝関節の内側に荷重ストレスがかかって痛みが続いている場合、脛骨(すねの骨)を切って角度を調節して荷重を正常な外側に移すものです。基本的に自分の骨を活かす手術であり関節機能が保たれるため術後の生活にほとんど制限はありません。
 手術方法には一般的に2つあってオープンウエッジ法とクローズドウエッジ法があります。オープンウエッジ法は現在主流となっている手術方法で脛骨の内側から外側に向かって骨切りを行い内側の骨切り部を拡げて矯正する方法ですが、矯正角度には限界があります。また膝関節が伸びにくい方などは手術が出来ないことがあります。
 それに対してクローズドウエッジ法は脛骨の外側をくさび形に切って短縮させて矯正する方法で、矯正角度が大きい場合でも対応可能ですが、腓骨という外側の細い骨も同時に切る必要がありますのでその分手術侵襲が少し大きくなります。いずれの手術も1時間半前後で行え、出血量も少ないため輸血の必要はありません。
 従来脛骨高位骨切り術は歩行がある程度可能となるまで1か月近くかかっていましたが最近では手術方法が改良され、早い人では3週間程度で安定した歩行と階段昇降が可能となり退院できるようになってきています。術後の関節可動域は手術前とほとんど変わらず、術前に正座ができた人は術後も可能となることが多いです。関節を残す手術ですからスポーツや仕事の制限も特に無く、痛くて歩くのも辛かったのが術後は痛みが消失し、とくしまマラソンを4時間台で完走された方もおられます。
 もちろん全ての患者さんにこの手術の適応があるわけではありません。変形が進行していて外側や前方の関節の変性が強い場合や拘縮が問題となる場合、炎症性疾患の場合などは人工関節置換術が検討されます。喫煙される方の場合はどうしても骨のつきが悪くなる傾向があるため術前に一定の期間禁煙が必要となります。
 高齢の方でも「長年やってきた踊りをこれからもつづけたい」、 「健康のためにも農業をつづけたい」などの願いがきっとあると思います。
 これらの諸条件が満たされた場合、痛みの無い生き生きとした生活を強く望まれるならば自分の生まれ持った関節を温存する脛骨高位骨切り術をお勧めいたします。

INFOMATION

診察日 ~たまき青空病院(国府町)~

曜日
午前××××
午後××××

担当医師

  • 髙見 博文(たかみ ひろふみ)