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肥満治療(GLP-1ダイエット)について

たまき青空病院・藍住たまき青空クリニックは、日本内分泌学会・日本糖尿病学会の専門医・指導医が多く所属する研修指定病院で、肥満治療に熱心に取り組んでおります。

以前よりBMI35kg/m2以上の方へのマジンドール(商品名:サノレックス)の処方、あるいはBMI32kg/m2以上で基礎疾患のある方への徳島大学病院での肥満手術(胃スリーブ状切除術)などを行ってきました。

このたび肥満症治療薬 ウゴービ(持続型GLP-1受容体作動薬)が保険適応になりましたのでご報告いたします。
国府のたまき青空病院は日本糖尿病学会の教育認定施設であり、ウゴービによる保険治療が行えます。
(藍住たまき青空クリニックで治療を行うことはできません)

肥満症は「本人の努力不足」というスティグマ(偏見)がありますが、食欲などには体質が大きく関係しています。肥満症の薬物療法を行うことで高度肥満でお困りの方のお役に立てるようにがんばります。
ウゴービでの治療には以下のような条件を満たす必要がありますので、ご確認ください。

●ウゴービの適正使用について
A.体重についての条件
・BMI 35kg/m2以上の高度肥満のある方
・BMI 27kg/m2以上でさらに以下の項目に2つ以上該当する方
 ①耐糖能障害、②脂質異常症、③高血圧、④高尿酸血症・痛風
 ⑤冠動脈疾患、⑥脳梗塞、⑦非アルコール性脂肪肝、⑧月経異常・不妊
 ⑨睡眠時無呼吸症候群、⑩運動器疾患、⑪肥満関連腎臓病

B.通常の食事運動療法で効果が得られないこと
・患者さん自身も記録をつけながら、適切な食事運動療法についての治療計画を作成し、治療を6ヵ月以上行っても改善しない。
・2カ月に1回以上の管理栄養士による栄養指導を受けている。

C.併存症に対する治療が行われていること
・高血圧・脂質異常・糖尿病のいずれかに対して適切に薬物療法が行われていること
※投与期間は最大68週間。

昨今、GLP-1受容体作動薬を高度肥満がない方に不適切に使用する「GLP-1ダイエット」がインターネットなどで広告され、問題となっています。
当院にもしばしばお問い合わせをいただいております。
日本医師会・日本糖尿病学会・製薬メーカーはGLP-1受容体作動薬の不適切利用に対して、安全性・有効性への懸念を警告をしており、注意喚起を行っております。
医学的な根拠に基づいて適切な治療を行っている病院・クリニックが、GLP-1受容体作動薬をダイエット目的で推奨することはありませんので、このたびホームページでも告知させていただきます。

糖尿病を罹患されている方は、セマグルチド(商品名:オゼンピック(注射薬)・リベルサス(内服薬))、チルゼパチド(商品名:マンジャロ)や尿糖排泄促進薬SGLT-2阻害薬など体重に影響を与えるお薬での治療が可能です。また、高度肥満でお困りの方へのマジンドール・肥満手術などでの治療を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

また、現在、ノボノルディスク社がセマグルチドの高度肥満者に対する治療効果を検討中です。
日本人での十分なエビデンスが認められ、厚生労働省に認可され次第ご案内いたします。

 

不適切使用に対する注意喚起:

日本医師会 https://www.med.or.jp/nichiionline/article/009430.html

日本糖尿病学会 http://www.jds.or.jp/modules/important/index.php?content_id=191

ノボノルディスク社 https://www.novonordisk.co.jp/news/glp-1_proper_use.html

 

糖尿病専門外来(糖尿病内分泌内科):

https://tamaki-aozora.ne.jp/aozora/outpatient/expert/diabetes

 

写真:ノボ ノルディスク社HPより