あご・輪郭の手術|たまき青空病院

※写真はイメージです。施術を受けた方の写真ではありません。

たまき青空病院(徳島市国府町)の美容外科は、2026年8月1日に開設します。このページでは、あご(オトガイ)・エラ・頬骨といった顔の輪郭に関する手術をご紹介します。

 

輪郭のお悩みは、原因が骨格・筋肉・脂肪・皮膚のたるみのどこにあるかによって、適した方法が変わります。たとえば同じ「エラが張って見える」というお悩みでも、下あごの骨の形が原因の場合と、咬む筋肉が発達している場合とでは、ご提案する方法が異なります。まずは診察で原因を確かめたうえで、ご希望・ご負担・ダウンタイム(日常生活に戻るまでの期間)のバランスをふまえた方法をご提案します。効果の程度には個人差があります。

輪郭の手術には、骨に対して行うもの(骨切り・骨削り)が含まれます。たまき青空病院は手術室と入院設備を備えた病院であり、安心・安全の体制で手術を行うことが可能です。骨の手術では全身麻酔や入院が必要になる場合があり、注射で形を整える方法とは体へのご負担が大きく異なります。診察の際に、それぞれの方法の違いを具体的にご説明します。

担当医より

お顔の形は実にさまざまで、面長や丸顔、個性的なエラなどご本人のチャームポイントであることも多いです。一部を減量したり増やしたりすることで、全体のバランスを壊してしまうこともあるため、治療をした次にどこに目線が行くかまでを予測して、治療のご説明をしてまいります。また、上顎・下顎など大きな骨切りなどが必要な場合は、より専門性の高い医師を招へいすることも可能です。

たまき青空病院 美容外科 華山 博美(形成外科専門医・指導医/日本美容外科学会(JSAPS)専門医)

施術の種類

あご(オトガイ)が小さい・後ろに下がって見える

あご先のことを医学的にはオトガイと呼びます。あご先が小さい、または後ろに下がっていると、横顔の輪郭がぼやけて見えたり、口元が前に出て見えたりすることがあります。原因が骨格にあるのか、皮膚や脂肪の付き方にあるのかによって、適した方法が変わります。

顎形成(シリコンプロテーゼ)

プロテーゼとは、医療用シリコンでできた人工の軟骨を指し、あご先の骨の上に入れて、あごの高さや長さを整えるために使います。骨を切らないため、骨の手術に比べて体へのご負担は軽くなります。あご先の突出が少ない方、横顔のラインを整えたい方に向いています。
なお、プロテーゼは体の一部になるものではなく、位置のずれ・感染・違和感などが生じた場合には取り出す(抜去する)手術が必要になることがあります。長期的には入れた部分の骨がわずかに凹むこと(骨吸収)が報告されており、入れたものが一生そのままである保証はありません。

顎形成(ヒアルロン酸注入)

手術をせずに、注射で形を整える方法です。切開や抜糸がなく、当日のうちにお帰りいただけるため、ダウンタイムを取りにくい方の選択肢になります。ヒアルロン酸は時間をかけて体に吸収されるため、効果は永続しません。持続の目安は製剤や部位、体質によって異なります。
仕上がりのイメージをまず確認したい方が、手術の前段階として選ばれることもあります。

顎骨削り(オトガイ形成術)

あご先の骨そのものを切ったり削ったりして、前後・上下の位置や幅を整える手術です。骨格が原因であごが長い・曲がっているといったお悩みに対して行います。骨を移動させた場合は、金属のプレートやスクリューで固定します。
プロテーゼや注入と違い、骨の形そのものを変える手術であるため、得られる変化は大きい一方、体へのご負担・ダウンタイム・リスクも大きくなります。全身麻酔や入院が必要になる場合があります。

エラの張りが気になる

「エラが張って見える」原因は大きく2つあります。ひとつは下あごの角(下顎角)の骨の張り出し、もうひとつは咬む筋肉(咬筋)の発達です。原因によって適した方法が変わるため、診察で見きわめたうえでご提案します。両方が関係している場合もあります。

エラ形成術(下顎角形成術)

下顎角(=下あごの角。耳の下からあご先に向かう曲がり角の部分)の骨を切除して、正面や斜めから見たときの輪郭を整える手術です。骨格が原因のエラ張りに対して行います。口の中からアプローチする方法では、皮膚に傷が残りにくいという利点があります。
骨を大きく切除すると、支えを失った皮膚や脂肪が下がって、かえってたるみが目立つことがあります。骨の切除量は、お顔全体のバランスと年齢を考えて決める必要があります。全身麻酔や入院が必要になる場合があります。

ボトックス注射(エラ・咬筋)

咬む筋肉(咬筋)が発達してエラが張って見える場合に行う注射です。ボツリヌス製剤は、筋肉を動かす神経の合図をやわらげることで、時間をかけて筋肉のふくらみを目立ちにくくすることを目指します。手術を避けたい方、まず負担の少ない方法から試したい方の選択肢です。
効き始めるまでに1〜2週間かかり、1か月程度かけて筋肉が減量していきます。効果は永続的なものではなく、4〜6か月程度で元に戻っていくため、状態を維持するには繰り返しの注射が必要になります。骨の張り出しが主な原因の場合には、効果が期待しにくいことがあります。

頬骨の張り出し・顔の横幅が気になる

頬骨削り(頬骨縮小術)

頬骨の本体と、こめかみへ向かう細い骨(頬骨弓)を骨切りして内側へ移動し、固定する手術です。正面から見た顔の横幅と、斜めから見たときの張り出しを整えることを目指します。
頬骨は顔の皮膚や脂肪を支えている土台でもあるため、骨を内側に寄せるとその上の皮膚がたるんで見えることがあります。年齢やお肌のハリの状態によっては、たるみへの対策を併せて検討します。全身麻酔や入院が必要になる場合があります。

頬・口元のもたつきが気になる

頬脂肪除去(バッカルファット除去)

バッカルファット(=頬の深い層にある、口元の奥に位置するかたまり状の脂肪)を、口の中の小さな切開から取り除く手術です。皮膚の表面に傷が残らず、口元から頬にかけてのもたつきを整えることを目指します。皮下脂肪を吸引する施術とは、取り除く脂肪の層が異なります。
この脂肪は年齢とともに自然に減っていくため、取りすぎると将来的に頬がこけて見えることがあります。一度取り除いた脂肪を元に戻すことはできません。年齢・お顔の厚み・ご希望をふまえ、取る量を慎重に判断します。

※いずれの方法も、効果の程度・持続期間には個人差があります。診察の結果、ご希望の方法が適さないと判断した場合や、別の方法をご提案する場合があります。

治療の流れ

1. カウンセリング・診察

気になっている部分と、ご希望の仕上がりを伺います。医師が骨格・筋肉・脂肪・皮膚の状態を診察し、原因に応じた方法をご説明します。手術以外の方法が適していると考えられる場合は、その旨もお伝えします。費用の目安、ダウンタイム、リスクについてもこの段階でご説明します。

2. 検査

骨の手術を行う場合は、レントゲンやCTなどで骨の形と神経の走行を確認します。全身麻酔で手術を行う場合は、採血・心電図などの術前検査が必要です。持病がある方・服用中のお薬がある方は、必ずお申し出ください。

3. 手術日の決定・術前の説明

手術の内容・リスク・術後の経過について改めてご説明し、同意をいただいたうえで手術日を決めます。手術の内容によっては、お仕事や学校をお休みいただく期間の調整が必要です。ある程度お休みが取れる時期をお選びいただくことをおすすめします。

4. 手術当日

注射(ヒアルロン酸・ボトックス)は、処置そのものは短時間で終わり、当日お帰りいただけます。プロテーゼ挿入・頬脂肪除去は局所麻酔などで行い、手術内容によって所要時間が異なります。骨の手術(顎骨削り・エラ形成術・頬骨削り)は全身麻酔・入院が必要になる場合があります。

5. 抜糸・経過観察

切開を伴う手術では、術後に抜糸のための来院が必要です(吸収される糸を使用する場合を除きます)。その後も、腫れの引き方や仕上がりを確認するため、定期的に診察にお越しいただきます。気になる症状があるときは、予定の受診日を待たずにご連絡ください。

リスク・副作用

すべての手術に共通するもの

腫れ、内出血、痛み、血腫(皮下に血がたまること)、感染、傷あと、左右差、しびれ・知覚の鈍さ、皮膚のたるみ、仕上がりの左右のずれ
●手術後の腫れや内出血は、程度と期間に個人差があります。
●まれに血腫や感染が生じることがあり、この場合は追加の処置や再手術、抗菌薬の投与が必要になります。
●左右の顔はもともと完全に対称ではありません。手術で左右差を完全になくすことはできず、術後にわずかな左右差が残ることがあります。
顔面神経の損傷/表情を動かす神経が傷つき、口角が上がりにくい・笑ったときに左右差が出ることがあります。多くは数か月で回復しますが、ごくまれに長く残ることがあります。
骨片のずれ・意図しない骨折/固定のやり直しなど再手術が必要になることがあります。
術後感染/骨や固定材料に感染が生じることがあります。
●傷あとは、切開した部分に必ず生じます。口の中からの手術では皮膚に傷は残りませんが、皮膚を切開した場合は傷あとが完全に消えることはありません。時間の経過とともに、赤みが1か月ほど続いた後、数か月かけて白っぽい線となり目立ちにくくなります。

骨の手術(顎骨削り・エラ形成術・頬骨削り)

知覚障害:下あごには、唇やあごの感覚をつかさどる神経(下歯槽神経・オトガイ神経)が骨の中を通っています。手術の刺激により、下くちびるやあご、歯ぐきの感覚が鈍くなったり、しびれたりすることがあります。多くは数か月かけて回復に向かいますが、まれに感覚の鈍さが長期間残る、または元に戻らないことがあります
出血:骨を切る手術では出血量が多くなることがあり、状況によっては輸血や追加処置が必要になる場合があります。
腫れ:顔全体が強く腫れます。強い腫れは数日から1〜2週間程度が中心で、その後徐々に引いていきますが、完全に落ち着くまでには数か月かかります。
開口障害:術後しばらく口が開けにくくなり、食事に制限が必要になることがあります。通常は徐々に改善します。
骨の癒合不良・段差・非対称:骨の治り方には個人差があり、段差や左右差が残ることがあります。
たるみ:骨を大きく削ると、支えを失った皮膚や脂肪が下がり、たるみが目立つことがあります。
●骨を削った状態を元に戻すことはできません。修正には再手術が必要となり、初回の手術より難しくなることがあります。

シリコンプロテーゼ(顎形成)

腫れ、内出血、感染、違和感、プロテーゼの位置のずれ(偏位)、輪郭が不自然に見える、被膜拘縮(周囲の膜が硬くなること)
●まれに感染や強い違和感が生じることがあり、この場合はプロテーゼを取り出す(抜去する)手術が必要になります。
●長期的には、プロテーゼの下の骨がわずかに凹むこと(骨吸収)が生じる場合があります。
●入れたプロテーゼが一生そのままである保証はありません。将来的に入れ替えや抜去が必要になる可能性があります。

ヒアルロン酸注入(顎形成)

注射部位の痛み、赤み、腫れ、内出血、しこり、左右差、アレルギー反応
●内出血は青紫色から黄色へと変化しながら体に吸収され、通常1〜2週間程度で肌色に戻ります。メイクで隠せる程度のことがほとんどです。
まれに、製剤が血管に入る・血管を圧迫することで血流障害が起こり、皮膚の色調変化や皮膚の壊死を生じることがあります。異常を感じた場合はただちにご連絡ください。
●効果は永続せず、6か月程度で吸収が進み、1年程度で元に戻っていきます。

ボトックス注射(エラ・咬筋)

注射部位の痛み、内出血、腫れ、噛む力の低下、噛みにくさ、左右差、表情の違和感
●効果が現れるまでに数週間かかり、効果は永続しません。
●まれに、目的以外の筋肉に作用して笑ったときの表情に違和感が出ることがあります。多くは効果が切れるにつれて改善します。
●繰り返し使用すると効きにくくなる場合があります。
●妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性がある方、神経筋接合部の疾患をお持ちの方、製剤にアレルギーのある方は受けられません。

頬脂肪除去(バッカルファット除去)

腫れ、内出血、口の中の傷の違和感、感染、左右差、開口時の痛み
●まれに、頬の深い部分を走る神経(顔面神経の枝)や唾液腺の管を傷つけ、表情の動きや唾液の流れに影響が出ることがあります。
●取り除いた脂肪を元に戻すことはできません。取りすぎた場合や、年齢とともに頬がこけて見えることがあります。

手術・施術を受けられない場合

妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性のある方/治療部位に感染がある方/血液が固まりにくい病気のある方、血液をさらさらにするお薬を服用中の方/コントロールが不十分な糖尿病や心疾患などの全身疾患のある方/ケロイド体質の方/使用する薬剤にアレルギーのある方/その他、全身の状態から手術に耐えられないと医師が判断した場合
※持病・服用中のお薬・アレルギーは、必ず診察時にお申し出ください。詳しくはお問い合わせください。

※記載しているリスク・副作用は主なものです。これ以外の症状が生じる可能性もあります。診察の際に、患者さんお一人おひとりの状態に応じてご説明します。

使用する製剤・材料について

ボツリヌス製剤は、ボトックスビスタ(アラガン・ジャパン社/国内承認済み・2009年 厚生労働省承認)を基本とします。ご希望によりボツラックス(ヒューゲル社・韓国/韓国MFDS承認、同一有効成分の製剤が欧州で2022年から、米国で2024年からFDA承認)を用いることがあります。
ヒアルロン酸は、ジュビダームビスタ ボリューマXC国内承認済み)を中心に使用します。

ボツラックスは国内未承認のため、医師の判断で輸入代行業者を通じて入手しています。国内には同種の承認品としてボトックスビスタがあり、承認された製剤だけでの治療もお選びいただけます。
あご形成に用いるシリコンプロテーゼは、製品としての国内承認を受けていない、一般的な医療用シリコン製の材料です。医師の判断で入手しており、形状とサイズは体格やご希望に合わせて診察時に決定します。国内で承認された同種の材料はありません。

治療期間・回数の目安

骨の手術(顎骨削り・エラ形成術・頬骨削り)

回数:原則1回の手術で行います。
腫れ:強く腫れる期間は数日〜1〜2週間程度、その後徐々に引き、輪郭が落ち着くまでにはおおむね3〜6か月を要します。
内出血:青紫色から黄色へ変化しながら吸収され、1〜2週間程度で目立たなくなります。
通院:抜糸と経過観察のための来院が必要です。
日常生活:お仕事や学校は、1〜2週間程度お休みが取れる時期を選んでいただくと安心です。食事は、術後しばらくやわらかいものに制限させていただく場合があります。

顎形成(シリコンプロテーゼ)

回数:1回
腫れ:強い腫れは数日〜1週間程度、落ち着くまで1〜3か月程度要します。
通院:抜糸・経過観察のための来院が必要です
日常生活:マスクの装着ができない場合は1週間程度のお休みをみておくと安心です

頬脂肪除去(バッカルファット除去)

回数:1回
腫れ:強い腫れは数日〜1週間程度、落ち着くまで1〜3か月程度
日常生活:口の中に傷ができるため、術後3日程度は、食べかすが生じやすい食べ物を避けるなどお食事に注意が必要です

顎形成(ヒアルロン酸注入)

回数:1回。効果は永続しないため、維持をご希望の場合は繰り返しの注入が必要です
ダウンタイム:当日からほぼ通常どおりお過ごしいただけます。内出血が出た場合は1〜2週間程度で吸収されます

ボトックス注射(エラ・咬筋)

回数:1回の注射で効果が現れるまで数週間かかります。効果は永続しないため、維持には繰り返しの注射が必要です
ダウンタイム:当日からほぼ通常どおりお過ごしいただけます

※上記はあくまで目安です。腫れの程度・回復の早さ・効果の持続には個人差があります。

自由診療(保険適用外)について

このページでご紹介している美容目的の手術・施術は、すべて自由診療(保険適用外)です。公的医療保険は適用されず、費用は全額自己負担となります。表示している価格は税込です。

ただし、診察の結果、噛み合わせの異常など機能的な問題を伴う場合や、けが・病気の後の変形に対する治療にあたる場合は、保険診療の対象となることがあります。その場合は保険診療での対応をご提案します。保険が適用されるかどうかは診察のうえで判断しますので、まずはご相談ください。

※同一の日に自由診療と保険診療を組み合わせて行うことはできない場合があります。詳しくは診察の際にご説明します。

担当医

華山 博美 医師

担当医:華山 博美(形成外科専門医・指導医/日本美容外科学会(JSAPS)専門医)
形成外科を専門とする医師が、骨格・筋肉・脂肪・皮膚それぞれの状態を診たうえで、お一人おひとりに合った方法をご提案します。手術を強くおすすめすることはありません。ご希望の方法が適さないと判断した場合には、その理由と代わりの選択肢をご説明します。

まずはカウンセリングでご相談ください

輪郭のお悩みは、原因によって適した方法が大きく変わります。「エラを小さくしたい」「あごを出したい」といったご希望をそのまま手術に結びつけるのではなく、まずは診察で原因を確かめ、手術以外の選択肢も含めてご説明します。
費用・ダウンタイム・リスクについてご納得いただいたうえで、手術を受けるかどうかをお決めください。その場でお決めいただく必要はありません。

インターネット予約・LINEは、藍住たまき青空クリニックと共通です。美容外科(国府)の予約メニューは、2026年8月1日の開設にあわせて追加します。それまでのご相談は、お電話または LINE をご利用ください。

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