あご・輪郭の手術

料金表(税込)

 

あご(オトガイ)
顎形成(シリコンプロテーゼ)
330,000円
顎形成(ヒアルロン酸注入)
1cc
88,000円
顎骨削り
693,000〜924,000円
エラ
エラ形成術
968,000〜1,320,000円
ボトックス注射(エラ・咬筋)
88,000円
頬骨・頬
頬骨削り
968,000〜1,320,000円
頬脂肪除去(バッカルファット除去)
275,000円
骨の手術で別途かかる費用
入院料
1泊2日
121,000円
3日目以降は1日につき55,000円です。
全身麻酔の術前検査
33,000円

このページの施術は自由診療(保険適用外)です。骨の手術では、麻酔・術前検査・入院にかかる費用が別途必要になる場合があります。麻酔料は手術の内容によって異なりますので、総額はカウンセリングの際にお見積りとしてご提示します。価格に幅がある項目は、手術の範囲や術式によって金額が変わります。

美容の診察料(カウンセリング・初診・再診)は無料です。他院で受けた手術の修正のご相談のみ、特別カウンセリング料5,000円(税込)がかかります。

治療の流れ

 

  1. カウンセリング・診察気になっている部分と、ご希望の仕上がりを伺います。医師が骨格・筋肉・脂肪・皮膚の状態を診察し、原因に応じた方法をご説明します。手術以外の方法が適していると考えられる場合は、その旨もお伝えします。費用の目安、ダウンタイム、リスクについてもこの段階でご説明します。
  2. 検査骨の手術を行う場合は、レントゲンやCTなどで骨の形と神経の走行を確認します。全身麻酔で手術を行う場合は、採血・心電図などの術前検査が必要です。持病がある方・服用中のお薬がある方は、必ずお申し出ください。
  3. 手術日の決定・術前の説明手術の内容・リスク・術後の経過について改めてご説明し、同意をいただいたうえで手術日を決めます。手術の内容によっては、お仕事や学校をお休みいただく期間の調整が必要です。ある程度お休みが取れる時期をお選びいただくことをおすすめします。
  4. 手術当日注射(ヒアルロン酸・ボトックス)は、処置そのものは短時間で終わり、当日お帰りいただけます。プロテーゼ挿入・頬脂肪除去は局所麻酔などで行い、手術内容によって所要時間が異なります。骨の手術(顎骨削り・エラ形成術・頬骨削り)は全身麻酔・入院が必要になる場合があります。
  5. 抜糸・経過観察切開をともなう手術では、術後に抜糸のための来院が必要です(吸収される糸を使用する場合を除きます)。その後も、腫れの引き方や仕上がりを確認するため、定期的に診察にお越しいただきます。気になる症状があるときは、予定の受診日を待たずにご連絡ください。

リスク・副作用

 

主な副作用は、腫れ・内出血・痛み・傷あと・左右差・しびれや感覚の鈍さです。骨の手術では、下くちびるやあごの感覚の鈍さ、表情を動かす神経の損傷、多めの出血がまれに起こり、感覚の鈍さが長く残ることもあります。骨の手術は原則1回で行い、輪郭が落ち着くまでおおむね3〜6か月かかります。

副作用・リスク(あご・輪郭の手術)

すべての手術・施術に共通するもの

腫れ、内出血、痛み、血腫(皮下に血がたまること)、感染、傷あと、左右差、しびれ・知覚の鈍さ、皮膚のたるみが起こることがあります。

  • 腫れ・内出血:手術後の腫れや内出血は、程度と期間に個人差があります。
  • 血腫・感染:まれに血腫や感染が生じることがあり(骨の手術では、骨や固定材料に感染が生じることがあります)、この場合は追加の処置や再手術、抗菌薬の投与が必要になります。
  • 左右差:左右の顔はもともと完全に対称ではありません。手術で左右差を完全になくすことはできず、術後にわずかな左右差が残ることがあります。
  • 傷あと:切開した部分に必ず生じます。口の中からの手術では皮膚に傷は残りませんが、皮膚を切開した場合は傷あとが完全に消えることはありません。時間の経過とともに、赤みが1か月ほど続いた後、数か月かけて白っぽい線となり目立ちにくくなります。

骨の手術(顎骨削り・エラ形成術・頬骨削り)

  • 知覚障害:下あごには、唇やあごの感覚をつかさどる神経(下歯槽神経・オトガイ神経)が骨の中を通っています。手術の刺激により、下くちびるやあご、歯ぐきの感覚が鈍くなったり、しびれたりすることがあります。多くは数か月かけて回復に向かいますが、まれに感覚の鈍さが長期間残る、または元に戻らないことがあります。
  • 顔面神経の損傷:表情を動かす神経が傷つき、口角が上がりにくい・笑ったときに左右差が出ることがあります。多くは数か月で回復しますが、ごくまれに長く残ることがあります。
  • 骨片のずれ・意図しない骨折:固定のやり直しなど再手術が必要になることがあります。
  • 出血:骨を切る手術では出血量が多くなることがあり、状況によっては輸血や追加処置が必要になる場合があります。
  • 腫れ:顔全体が強く腫れます。強い腫れは数日から1〜2週間程度が中心で、その後徐々に引いていきますが、完全に落ち着くまでには数か月かかります。
  • 開口障害:術後しばらく口が開けにくくなり、食事に制限が必要になることがあります。通常は徐々に改善します。
  • 骨の癒合不良・段差・非対称:骨の治り方には個人差があり、段差や左右差が残ることがあります。
  • たるみ:骨を大きく削ると、支えを失った皮膚や脂肪が下がり、たるみが目立つことがあります。
  • もとに戻せないこと:骨を削った状態を元に戻すことはできません。修正には再手術が必要となり、初回の手術より難しくなることがあります。

シリコンプロテーゼ(顎形成)

腫れ、内出血、感染、違和感、プロテーゼの位置のずれ(偏位)、輪郭が不自然に見える、被膜拘縮(周囲の膜が硬くなること)が起こることがあります。

  • まれに感染や強い違和感が生じることがあり、この場合はプロテーゼを取り出す(抜去する)手術が必要になります。
  • 長期的には、プロテーゼの下の骨がわずかに凹むこと(骨吸収)が生じる場合があります。
  • 入れたプロテーゼが一生そのままである保証はありません。将来的に入れ替えや抜去が必要になる可能性があります。

ヒアルロン酸注入(顎形成)

注射部位の痛み、赤み、腫れ、内出血、しこり、左右差、アレルギー反応が起こることがあります。

  • 内出血は青紫色から黄色へと変化しながら体に吸収され、通常1〜2週間程度で肌色に戻ります。メイクで隠せる程度のことがほとんどです。
  • まれに、製剤が血管に入る・血管を圧迫することで血流障害が起こり、皮膚の色調変化や皮膚の壊死を生じることがあります。異常を感じた場合はただちにご連絡ください。
  • 効果は永続せず、6か月程度で吸収が進み、1年程度で元に戻っていきます。

ボトックス注射(エラ・咬筋)

注射部位の痛み、内出血、腫れ、噛む力の低下、噛みにくさ、左右差、表情の違和感が起こることがあります。

  • 効果は2〜3日後からあらわれ、2週間ほどで安定します。効果は永続せず、おおむね3〜6か月で薄れていきます。
  • まれに、目的以外の筋肉に作用して笑ったときの表情に違和感が出ることがあります。多くは効果が切れるにつれて改善します。
  • 繰り返し使用すると効きにくくなる場合があります。
  • 妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性がある方、神経筋接合部の疾患をお持ちの方、製剤にアレルギーのある方は受けられません。

頬脂肪除去(バッカルファット除去)

腫れ、内出血、口の中の傷の違和感、感染、左右差、開口時の痛みが起こることがあります。

  • まれに、頬の深い部分を走る神経(顔面神経の枝)や唾液腺の管を傷つけ、表情の動きや唾液の流れに影響が出ることがあります。
  • 取り除いた脂肪を元に戻すことはできません。取りすぎた場合や、年齢とともに頬がこけて見えることがあります。

手術・施術を受けられない場合

  • 妊娠中・授乳中の方、妊娠の可能性のある方
  • 治療部位に感染がある方
  • 血液が固まりにくい病気のある方、血液をさらさらにするお薬を服用中の方
  • コントロールが不十分な糖尿病や心疾患などの全身疾患のある方
  • ケロイド体質の方
  • 使用する薬剤にアレルギーのある方
  • その他、全身の状態から手術に耐えられないと医師が判断した場合

持病・服用中のお薬・アレルギーは、必ず診察時にお申し出ください。詳しくはお問い合わせください。記載しているリスク・副作用は主なものです。これ以外の症状が生じる可能性もあります。診察の際に、患者さんお一人おひとりの状態に応じてご説明します。

治療期間・回数の目安/ダウンタイム

骨の手術(顎骨削り・エラ形成術・頬骨削り)

  • 回数:原則1回の手術で行います。
  • 腫れ:強く腫れる期間は数日〜1〜2週間程度、その後徐々に引き、輪郭が落ち着くまでにはおおむね3〜6か月を要します。
  • 内出血:青紫色から黄色へ変化しながら吸収され、1〜2週間程度で目立たなくなります。
  • 通院:抜糸と経過観察のための来院が必要です。
  • 日常生活:お仕事や学校は、1〜2週間程度お休みが取れる時期を選んでいただくと安心です。食事は、術後しばらくやわらかいものに制限させていただく場合があります。

顎形成(シリコンプロテーゼ)

  • 回数:1回
  • 腫れ:強い腫れは数日〜1週間程度、落ち着くまで1〜3か月程度要します。
  • 通院:抜糸・経過観察のための来院が必要です。
  • 日常生活:マスクの装着ができない場合は1週間程度のお休みをみておくと安心です。

頬脂肪除去(バッカルファット除去)

  • 回数:1回
  • 腫れ:強い腫れは数日〜1週間程度、落ち着くまで1〜3か月程度です。
  • 日常生活:口の中に傷ができるため、術後3日程度は、食べかすが生じやすい食べ物を避けるなどお食事に注意が必要です。

顎形成(ヒアルロン酸注入)

  • 回数:1回。効果は永続しないため、維持をご希望の場合は繰り返しの注入が必要です。
  • ダウンタイム:当日からほぼ通常どおりお過ごしいただけます。内出血が出た場合は1〜2週間程度で吸収されます。

ボトックス注射(エラ・咬筋)

  • 回数:1回の注射で、効果は2〜3日後からあらわれ2週間ほどで安定します。効果は永続しないため、維持には繰り返しの注射が必要です。
  • ダウンタイム:当日からほぼ通常どおりお過ごしいただけます。

上記はあくまで目安です。腫れの程度・回復の早さ・効果の持続には個人差があります。

自由診療(保険適用外)について

このページでご紹介している美容目的の手術・施術は、すべて自由診療(保険適用外)です。公的医療保険は適用されず、費用は全額自己負担となります。

ただし、診察の結果、噛み合わせの異常など機能的な問題を伴う場合や、けが・病気の後の変形に対する治療にあたる場合は、保険診療の対象となることがあります。その場合は保険診療での対応をご提案します。保険が適用されるかどうかは診察のうえで判断しますので、まずはご相談ください。

同一の日に自由診療と保険診療を組み合わせて行うことはできない場合があります。詳しくは診察の際にご説明します。

使用する薬剤・材料について(あご・輪郭の手術)

ボトックスビスタ

承認状況:日本=承認(2009年)

ボツリヌス製剤は、ボトックスビスタ(アラガン・ジャパン社)を使用します。

ジュビダームビスタ ボリューマXC

承認状況:日本=承認

ヒアルロン酸は、ジュビダームビスタ ボリューマXC(国内承認済み)を中心に使用します。

承認の範囲:ボリューマXCは、頬(中顔面)・あご(下顎部)・こめかみへの使用が日本で承認されています。ボトックスビスタのエラ(咬筋)への使用も、65歳未満の成人について承認されています。

シリコンプロテーゼ(あご)

承認状況:日本=未承認/海外=製品ごとに異なる(素材の医療用シリコンには米国FDAの基準を満たすものがある)

あご形成に用いるシリコンプロテーゼは、一般的な医療用シリコン製の材料です。形状とサイズは体格やご希望に合わせて診察時に決定します。

  • 未承認であること:あごに用いるシリコンプロテーゼは、日本では医薬品・医療機器としての承認を受けていません(国内未承認です)。
  • 入手経路:医師の判断で、輸入代行業者を通じて入手しています。
  • 国内承認品の有無:同一の成分・性能を持つ国内承認品は確認できていません。
  • 諸外国での安全性などの情報:承認・認証の状況は製品ごとに異なります。素材の医療用シリコンには、米国FDAの基準を満たすものがあります。

担当医のご紹介

華山 博美 医師

華山 博美(はなやま ひろみ)
形成外科・美容外科

資格:日本形成外科学会 専門医・指導医(皮膚腫瘍外科/レーザー分野)/日本美容外科学会(JSAPS)専門医/日本レーザー医学会 専門医/医学博士(神戸大学医学部 形成外科学)

たまき青空病院のガイドAI