鼻の手術

料金表(税込)

 

隆鼻術(鼻すじを高くする)
隆鼻術(シリコンプロテーゼ)
330,000円
隆鼻術(ヒアルロン酸注入)
1cc
88,000円
鼻中隔延長術(鼻先の長さ・向きを整える)
鼻中隔延長(耳介軟骨使用)
495,000円
鼻中隔延長(鼻中隔軟骨使用)
715,000円
鼻中隔延長(肋軟骨使用)
880,000円
鼻尖形成術(鼻先の丸みを整える)
鼻尖形成術
330,000円
軟骨移植
鼻尖形成術に追加
165,000〜275,000円
鼻尖形成術と合わせて495,000〜605,000円
鼻翼縮小術(小鼻を小さくする)
鼻翼縮小術(外側)
330,000円
鼻翼縮小術(内側フラップ法)
385,000円
鼻翼縮小術(内・外同時)
495,000円
鼻すじ・鼻全体の形を整える
広鼻修正
660,000円
わし鼻修正
495,000〜660,000円

これらの治療は自由診療(保険適用外)です。手術料のほかに、検査、麻酔(局所麻酔以外)の料金が別途必要です。複数の術式を組み合わせる場合や、以前に他院で受けられた手術のやり直し(修正手術)の場合は、費用が変わることがあります。診察のうえでお見積りをご提示します。料金は改定される場合があります。最新の料金は診察時にご確認ください。

美容の診察料(カウンセリング・初診・再診)は無料です。他院で受けた手術の修正のご相談のみ、特別カウンセリング料5,000円(税込)がかかります。

治療の流れ

 

  1. カウンセリング・診察気になっているところ、どのような印象になりたいかをうかがいます。そのうえで医師が鼻の形・皮膚の厚み・骨格・鼻づまりの有無などを診察し、適した術式、期待できる変化とその限界、リスク・副作用、費用、ダウンタイムをご説明します。ご不明な点は遠慮なくご質問ください。その場で決めていただく必要はありません。
  2. 手術前の準備・検査手術内容に応じて、血液検査などの術前検査を行います。服用中のお薬(特に血が止まりにくくなるお薬)、これまでのご病気、アレルギー、過去の鼻の手術やヒアルロン酸などの注入歴は、必ずお伝えください。手術日を決め、当日までの注意事項(禁煙・お薬の調整など)をご案内します。
  3. 手術・麻酔たまき青空病院の手術室で行います。麻酔は術式に応じて選択し、緊張の強い方には鎮静を併用する場合があります。手術時間の目安は術式によって異なり、鼻翼縮小術(外側)や鼻尖形成術(軟骨移植をともなわないもの)でおおむね1時間前後です。鼻中隔延長術や骨切りをともなう手術は時間が長くなるため、全身麻酔で行います。ヒアルロン酸注入は、通常10分程度で終了します。
  4. 抜糸・固定の除去切開をともなう手術では、抜糸を行います。プロテーゼの挿入や骨切りを行った場合は、鼻すじを保護するためにテープやギプスで固定し、1週間程度でいったん外して状態を確認します。骨の手術を行った場合は、その後も1か月程度、夜間(就寝時)などにギプスの装着を続けていただきます。
  5. 経過観察腫れの引き方や傷の状態を確認するため、術後1か月・3か月・6か月を目安にご来院いただきます。気になる症状があるときは、予定の日を待たずにご連絡ください。

「どの手術が自分に合うのかわからない」という段階でも、まずはカウンセリングでご相談ください。ご相談のうえで、手術を受けないという選択をされても差し支えありません。

リスク・副作用

 

主な副作用は、腫れ・内出血・痛み・傷あと・左右差・鼻づまり・感覚の鈍さです。まれに感染や血腫で追加の処置や再手術が必要になることがあり、シリコンプロテーゼでは抜き取る(抜去する)必要が生じることがあります。手術はいずれも1回で行い、仕上がりが安定するまでおおむね6か月(骨切りをともなう手術では6か月〜1年)かかります。

副作用・リスク(鼻の手術)

鼻の手術に共通するもの

腫れ、内出血、痛み、傷あと、感染、血腫(皮下に血がたまる)、左右差、鼻づまり、しびれや感覚の鈍さ、仕上がりのイメージとの差、麻酔薬によるアレルギーが起こることがあります。

  • 腫れ:強く出る期間が術後およそ1週間、ほぼ目立たなくなるまでが1〜3か月程度です。骨切りをともなう手術(広鼻修正・わし鼻修正の一部)では、強い腫れが2週間ほど続くことがあります。
  • 内出血:青紫色から黄色へ変化しながら体に吸収され、おおむね1〜2週間でもとの肌色に戻ります。目のまわりに広がることがあります。
  • 傷あと:1か月ほど赤みが続き、2〜3か月かけて白っぽい線になり目立ちにくくなっていきます。ただし傷あとが完全に消えることはありません。
  • 左右差:もともとの骨格や軟骨に左右差があるため、術後も完全に左右対称になるとは限りません。
  • 鼻先や鼻すじの感覚の鈍さ:数か月続くことがあります。多くは時間とともに回復しますが、まれに長く残ることがあります。
  • 追加の処置・再手術:まれに、感染や血腫、傷の治りが悪いことにより、追加の処置や再手術が必要になることがあります。
  • もとに戻せないこと:切除した皮膚や軟骨をもとに戻すことはできません。仕上がりのご希望に差がある場合、修正手術で対応できる範囲には限りがあります。

シリコンプロテーゼを用いる場合

感染、プロテーゼのずれ(偏位)、皮膚が薄い方での輪郭の透見(形が浮き出て見える)、被膜の拘縮による変形、長期経過での違和感、皮膚が薄くなり露出する(突き出る)ことがあります。

  • 感染や露出が生じた場合は、プロテーゼを抜き取る(抜去する)必要があります。抜去後は、炎症が落ち着いてから入れ替えを検討します。
  • 強くぶつけると、ずれや変形の原因になります。

ヒアルロン酸を注入する場合

腫れ、内出血、しこり、注入部の凹凸や左右差、アレルギー反応、感染、時間経過による効果の減弱があります。

  • 鼻は血管の走行の関係で注意が必要な部位です。まれに、血管の中に製剤が入ることで皮膚の血流障害(皮膚の色調変化・潰瘍)が生じることがあり、さらにまれに視力障害の報告があります。異常を感じた場合はすぐにご連絡ください。
  • 過去に他院で鼻に注入を受けたことがある方は、手術の前に必ずお申し出ください。

ご自身の軟骨を採取する場合(鼻中隔延長術・軟骨移植)

採取部の痛み・腫れ・内出血・傷あと、移植した軟骨の一部吸収、軟骨のずれや反りによる鼻先の変形・曲がりがあります。

  • 耳介軟骨:耳の後ろに傷が残ります。まれに耳の形がわずかに変わることがあります。
  • 鼻中隔軟骨:採取量によっては鼻の支えが弱くなることがあり、必要な量を残して採取します。まれに鼻中隔に穴があくこと(穿孔)があります。
  • 肋軟骨:胸に傷が残り、術後しばらく深呼吸や体を動かしたときに痛みが出ます。まれに気胸(肺のまわりに空気がもれる状態)が生じることがあります。時間の経過とともに移植した軟骨が反り、鼻先の向きが変わることがあります。

骨を切る操作を行う場合(広鼻修正・わし鼻修正)

強い腫れと内出血、骨のずれ・段差・左右差、鼻づまり、鼻すじの感覚の鈍さ、まれに骨が思った位置に固定されず修正が必要になることがあります。

  • 術後1週間は常時ギプス固定が必要です。
  • 骨が安定するまでの1か月程度は、鼻を強くぶつけたり、うつぶせ寝や強く鼻をかむことを避けていただきます。また、夜間就寝時はギプスの装着を続けていただきます。

治療が受けられない方

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 鼻やその周囲に感染(にきび・おでき・ヘルペスなど)がある方
  • コントロールが不十分な糖尿病など、傷の治りに影響する全身疾患のある方
  • 血が止まりにくいお薬を服用中の方、出血しやすい体質の方
  • 使用する薬剤や麻酔薬にアレルギーのある方
  • ケロイド体質の方
  • その他、全身状態が手術に適さないと医師が判断した場合

くわしくは診察時にご相談ください。

治療期間・回数の目安/ダウンタイム

  • 回数:手術(隆鼻術・鼻中隔延長術・鼻尖形成術・鼻翼縮小術・広鼻修正・わし鼻修正)は、いずれも1回の手術で行います。ヒアルロン酸注入は1回の施術で仕上がりますが、効果が薄れた際は継続して受けていただく必要があります。
  • 治療期間:カウンセリングから手術まで、術前検査を含めて通常2週間〜1か月程度をみていただきます。手術後は、抜糸、固定の除去(術後1週間程度)、経過観察(1か月・3か月・6か月)のためにご来院いただきます。
  • 仕上がりまでの期間:大きな腫れが引くのに1〜3か月、細かな部分が落ち着いて仕上がりが安定するまでにはおおむね6か月(骨切りをともなう手術では6か月〜1年)かかります。術後しばらくは、ご自身の希望より腫れぼったく見える時期があります。

術後の生活

  • 抜糸や、洗顔・シャワー・入浴・メイクを始める時期は、手術の内容に応じて医師がご説明します。
  • 運動・飲酒:血流がよくなると腫れや内出血が強くなるため、いずれも術後1週間程度は控えてください。
  • 眼鏡:鼻すじにプロテーゼを入れた場合や骨切りを行った場合は、1か月程度は鼻の上に眼鏡をのせないでください(ずれや変形の原因になります)。
  • 仕事・学校:デスクワークであれば数日から可能な方が多いですが、腫れや固定が目立つため、手術について周囲に気づかれたくないとお考えの方は、マスクの着用なども考えながら、お休みがとれる時期を検討してください。骨切りをともなう手術では、さらに長めにお考えください。

上記はあくまで目安であり、経過には個人差があります。

自由診療(保険適用外)について

このページでご紹介している鼻の手術は、見た目のお悩みの改善を目的とした自由診療(保険適用外)です。費用は全額自己負担となり、健康保険は使えません。医療費控除の対象となるかどうかは、治療の目的によって判断が異なりますので、税務署または担当窓口にご確認ください。

なお、鼻づまりをともなう鼻中隔弯曲症、けがのあとの変形、生まれつきの変形などについては、保険診療の対象となる場合があります。その場合は形成外科(保険診療)としてご案内しますので、まずは診察でご相談ください。

使用する材料について(鼻の手術)

ジュビダームビスタ ボリューマXC

承認状況:日本=承認

鼻すじの形成に用いるヒアルロン酸は、ジュビダームビスタ ボリューマXC(国内承認済み)を中心に使用します。

承認の範囲:日本で承認されているのは、中顔面(頬)・あご・こめかみのボリュームを補う使い方です。鼻すじへの注入は、承認の範囲外(適応外使用)です。

  • 承認の範囲外であること:鼻すじへの使用は、日本で承認を受けた使い方ではありません。
  • 入手経路:国内で承認された製品を、国内の販売元(アラガン)から購入しています。
  • 国内承認品の有無:部位によっては、ほかのヒアルロン酸製剤が国内で承認されている場合があります。診察の際にご説明します。
  • 諸外国での安全性などの情報:同じ製品は米国FDA・欧州CEの承認を受けています。血管の閉塞などの重大なリスクは「副作用・リスク」をご覧ください。

シリコンプロテーゼ(隆鼻)

承認状況:日本=未承認/海外=製品ごとに異なる(素材の医療用シリコンには米国FDAの基準を満たすものがある)

隆鼻に用いるシリコンプロテーゼは、一般的な医療用シリコン製の材料です。形状は鼻の形・皮膚の厚みに合わせて診察時に削って整えます。

  • 未承認であること:鼻に用いるシリコンプロテーゼは、日本では医薬品・医療機器としての承認を受けていません(国内未承認です)。
  • 入手経路:医師の判断で、輸入代行業者を通じて入手しています。
  • 国内承認品の有無:同一の成分・性能を持つ国内承認品は確認できていません。
  • 諸外国での安全性などの情報:承認・認証の状況は製品ごとに異なります。素材の医療用シリコンには、米国FDAの基準を満たすものがあります。

ご自身の軟骨

ご自身の軟骨(耳介軟骨・鼻中隔軟骨)を用いる方法は、自家組織のため医薬品・医療機器の承認の対象ではありません。

担当医のご紹介

華山 博美 医師

華山 博美(はなやま ひろみ)
形成外科・美容外科

資格:日本形成外科学会 専門医・指導医(皮膚腫瘍外科/レーザー分野)/日本美容外科学会(JSAPS)専門医/日本レーザー医学会 専門医/医学博士(神戸大学医学部 形成外科学)

たまき青空病院のガイドAI