眼瞼下垂

保険診療と自由診療について

 

機能的な支障がある場合は保険診療の対象となることがあります

まぶたが下がって視野が狭くなるなど、日常生活に支障が出ている場合、眼瞼下垂の手術は保険診療の対象となることがあります。一方で、目が小さいなどの見た目の改善のみを目的とする場合は自由診療(保険適用外)となります。

保険が適用されるかどうかは、医師が診察して判断します。まぶたの下がり具合・視野の状態・日常生活への支障などを、総合的にみます。インターネット上には「◯mm以下なら保険」といった数値の目安が紹介されていることがあります。実際には、数値だけで一律に決まるものではありません。気になる症状がある方は、まず診察でご相談ください。

保険診療と自由診療の主な違い

目的

保険診療は、視野障害などの機能的な改善が目的です。自由診療は、見た目の印象を整えることも含めて、ご希望に沿って設計します。

手術のデザイン

自由診療では、二重の幅・形やまぶたの開き具合を、ご希望を伺いながら細かく調整できます。

費用

保険診療は加入されている健康保険の負担割合に応じたご負担です。自己負担額は術式・負担割合・併せて行う処置によって変わるため、診察のうえで具体的にご説明します。自由診療は料金表のとおりです。

料金をみる

料金表(税込)

 

眼瞼下垂の手術
眼瞼下垂症手術(両側)
切開重瞼+挙筋前転
440,000〜550,000円
皮膚・眼窩脂肪・ROOF切除 追加
1項目あたり
55,000円
皮膚のたるみを取る手術
眉毛下皮膚切除
330,000円
上眼瞼皮膚切除
275,000円

表示は自由診療(保険適用外)の料金です。別途、検査・薬剤の費用がかかる場合があります。保険診療については保険と自由診療をご覧ください。

美容の診察料(カウンセリング・初診・再診)は無料です。他院で受けた手術の修正のご相談のみ、特別カウンセリング料5,000円(税込)がかかります。

治療の流れ

 

  1. カウンセリング・診察症状とご希望を伺い、まぶたの開き具合・挙筋のはたらき・皮膚のたるみを診察します。眼瞼下垂のタイプ、適した術式、保険診療の対象となるかどうかをご説明します。
  2. 術前検査・説明必要に応じて検査を行い、手術の内容・リスクや手術当日の注意点などをご説明し、ご理解いただいてから手術に進みます。内服中のお薬(特に血液をさらさらにするお薬)は必ずお知らせください。
  3. 手術手術室で局所麻酔により行います。術式により所要時間は異なります。
  4. 術後の経過観察・抜糸抜糸を行います。その後は術後3か月ごろまで、月に1回程度診察します。

リスク・副作用

 

主な副作用は、腫れ・内出血・左右差と、一時的な目の閉じにくさ(兎眼)・ドライアイ・異物感です。まれに感染・血腫が起こることがあり、まぶたの開き具合が予想と異なる場合は再手術を検討します。手術は原則1回で、仕上がりが安定するまで3〜6か月程度が目安です。

副作用・リスク(眼瞼下垂)

治療を慎重に検討する必要がある方

  • 妊娠中・授乳中の方
  • 治療部位に感染や皮膚疾患のある方
  • 血液をさらさらにするお薬を服用中の方
  • 出血しやすい病気のある方
  • 糖尿病などの持病のコントロールが不十分な方
  • ケロイド体質の方
  • 重い全身疾患のある方

該当する場合でも手術が可能なことがあります。診察時にご相談ください。

リスク・副作用・合併症

  • 術後に腫れ・内出血が生じます。個人差がありますが、大きな腫れは1〜2週間程度、細かな腫れが落ち着くまでには1〜3か月程度かかることがあります。
  • 左右差が生じることがあります。まぶたは元々左右で状態が異なることが多く、術後の腫れの引き方にも差が出ます。落ち着いた時点で気になる場合は修正を検討します(追加の費用がかかる場合があります)。
  • 目の閉じにくさ(兎眼)・ドライアイ・異物感が一時的に出ることがあります。
  • 傷あとは二重のしわや眉毛の下端に沿った目立ちにくい部位ですが、体質により傷あとが目立つことがあります。
  • まれに感染・血腫が起こることがあります。
  • まぶたの開き具合が予想と異なる(開きすぎ・不足)ことがあり、その場合は再手術を検討します。
  • 効果の感じ方には個人差があります。

治療期間・回数の目安/ダウンタイム

  • 手術の回数:原則として1回です。まぶたの状態や左右差により、追加の処置が必要になる場合があります。
  • 通院の回数:手術のほかに、術後の抜糸と経過観察のため数回のご来院が必要です。
  • 抜糸や、洗顔・シャワー・入浴・メイクを始める時期は、手術の内容に応じて医師がご説明します。
  • 治療期間:腫れが落ち着いて仕上がりが安定するまで3〜6か月程度を目安にお考えください。

いずれも目安であり、個人差があります。

自由診療について

料金表に記載の施術は自由診療(保険適用外)です。保険診療の対象となるかどうかは、ページ上部の「保険診療と自由診療について」をご覧ください。

担当医のご紹介

華山 博美 医師

華山 博美(はなやま ひろみ)
形成外科・美容外科

資格:日本形成外科学会 専門医・指導医(皮膚腫瘍外科/レーザー分野)/日本美容外科学会(JSAPS)専門医/日本レーザー医学会 専門医/医学博士(神戸大学医学部 形成外科学)

たまき青空病院のガイドAI